2005年6月5日(日) 第17回定期演奏会

活動レポート

第17回定期演奏会も西新井文化ホール(ギャラクシティ)で開催。
今年は昨年を上回る、400人以上のお客さんが聴きにきて下さいました!

曲目

第1部
  エスプリ・ドゥ・コール(R.ジェイガー)
  ハイランド・ラプソディー(J.ヴァン=デル=ロースト)
  エルサレム賛歌(A.リード):指揮 石川和彦
第2部
  セントルイス・ブルースマーチ(編曲:J.Gray)
  グレンミラー・メドレー(編曲:岩井直溥)
  ナイト・アンド・デイ(編曲:Y.Koyama)
  ディキシー・オンパレード(編曲:K.Sasaki)
第3部
  ヴァレンシアの寡婦(A.ハチャトリアン/Arr.仲田 守)
アンコール
  ディキシー士官候補生

メンバーの感想

・高(武)(トランペット)

 団長として演奏会に参加して3回目、自分の演奏以外にもいろいろと神経使います。

えっ?使っているようには見えない?まぁそれはさておき、前日のリハーサルはものすごい豪雨。 ずぶ濡れになりつつ楽器を運びセッティングの準備、と思いきや大変な忘れ物、自宅に取りに帰る羽目に...。 戻ってくるとすっかりセッティングは終わり雨も小降りになっていました。 なんやかんやでリハーサルも終わり、演奏会当日へ。

一夜明け当日です。最近は前日にリハーサルを行っているので当日は比較的時間に余裕があります。 といっても気持ち的には余裕なぞありません。そんなこんなで気がつくと本番の時間です。 やっぱり今年も緊張しています。どうして舞台はこんなに緊張するものなんでしょう。

えっ?私は全然緊張しない?是非その極意を教えてください。

とにもかくにも気がつくともうアンコール。思い出したくもありませんが大失態をしでかしました。 ほんとに皆さんすいません。来年はもっと頑張ります。

・高梨(クラリネット)

 今年の定期演奏会は、終始、気が抜けない演奏会でした。 1部、3部はほとんど吹きっぱなしか、もしくは「これどんな運指だよ!」っていう難曲。2部にいたっては、ジャズは苦手だし、アドリブなんてできないし、困ったなー…。という状態で、おまけにしばらく吹奏楽から離れていたこともあって、スポットライトを浴びるのは、10年ぶりくらいだったのです(←ホント)。だから、マイクを使ってスタンドプレイ、楽譜は暗譜、なんていうこともしてこなかったわけで、本番直前になって、ようやくそれなりに吹けるようになった、という状態でした。

それにしても、アヴァンのみなさんは本番に強い。ソリストが練習以上の演奏するのを見て、かなり気合が入りました。終わった後に、何人かの方から良かった系の評価をいただきました。ありがとうございました!

今年最大の反省点は、3部の「ヴァレンシアの寡婦」の途中で音を出せなくなったこと。実は右肩がひどい肩こりで、1部と2部はなんとか切り抜けたのですが、3部の途中で右腕が落ちました(涙)。クラリネットは右手で楽器を支えているので、吹けなくなるのです。

というわけで、来年に向けての課題は、体力を付ける!です。途中でバテないようにしたいと思います。また、今回はたくさんのエキストラの皆様に大変お世話になりました。ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。

・中野(トランペット)

 今年の演奏会は、個人的に大好きな「エルサレム賛歌」を演奏できてとても思い出深いものとなりました。
この曲は私自身が推薦したものだったのですが、練習当初の団員の反応は一部を除き「難しすぎ?」「よくわからん?」 という感じで、実際に演奏をしてみても(自分を含めて)かなり怪しい演奏だったりして、推薦者の責任を感じて内心こっそりドキドキしていました。 でも、石川先生に指導していただいて何度か演奏するうちに、これぞ「エルサレム賛歌」!という演奏になってきて、いつの間に か団員の皆も熱く燃えていて、「よかった…」と思ったあの気持ちは子供の成長を見守る母の気持ちに似ていたかもしれません。

  それにしても、練習に参加するたびに当たり前だけど)生演奏で大好きな曲を聴けるこの喜び!毎年選曲時、 団員が推薦に熱くなる理由はこういうところにあったんだなぁとしみじみ思った日々でした。 本番は、個人的には練習時の力を100%出せたかというと微妙でしたが「エルサレム~」はもちろん「エスプリ・ドゥ・コール」から「ヴァレンシアの寡婦」まで完全燃焼でした。

  あとは本番で一番素敵な演奏ができるように基礎力をもっとつけて、心臓も強くして、お客様が感動のなかに包まれるような演奏をいつかしたいと思います。  道のりはまだまだ遠いけど、いつの日か。…そしてその頃、こっそりまた「エルサレム賛歌」を推薦します。今よりも何倍も感動的な演奏をお客さまのもとに。。。

密かな野望をさりげなくアピールしたところで、みなさま本当にお疲れさまでした☆  

・徳山(フルート)

 アヴァンに入って今回2回目の定演だったのですが、前回の初めてのときより 落ち着いて舞台に上がれるかなぁ・・と思っていたら大間違いで、ずっと緊張しっぱなしでした。
毎度の事ながら曲も難曲揃いで苦戦したのですが、必死に吹きながらも本番でのみんなとの一体感が感じられて、感動しました。
あとは、今回フルートパートでロビコンにも参加しました。ロビーってこんなに響くんだぁーと驚きながらも、パートのみんなと ロビコンのために服装をそろえたり、パート練がんばったり、とっても楽しくていい思い出になりました。
この先も、いろんなことを楽しみながら楽器を吹き続けていくことができたらいいなぁと、つくづく思いました。

・井手(クラリネット)

 技術力、表現力、そして気力が伴って、はじめていい演奏ができるのではないかと 常々思っています。 今回の演奏会も、それらのすべてを最良の状態で挑めるように、という点に神経を集 中させました。
難曲ばかりでしたが、ここ数年はクラリネットのメンバーも安定し、取り組みも早 く、練習時間を確保する事ができ、 それが最終的にレベルアップにつながっていると思えます。 難曲でも、練習していくうちに、次第にその曲が好きになっていき、その曲の奥の深 さに気付いたり、発見する事が多々ありました。

今後は音色や音程、フレージングに至るまで、もっともっと徹底的に追及することを 新たな目標にしようと思っています。 なによりも、ともに演奏する仲間がいるということを感謝しつつ。  

・佐藤(トロンボーン)

 アヴァンの演奏会参加は今年で3回目になりました。
トロンボーンパートは、 いままで定期演奏会の人集めに関してそんなに苦労していませんでした。 演奏会で「エルサレム賛歌」をやることが決まった段階でファンファーレ隊を3 名要請しなければならない状況におかれました。練習に参加していただいた 初日「何時頃に練習に参加してもらえたらよいのか」「練習でファンファーレ隊が 待機しておられる間どのような接し方をすればよいのか」など余計な気を使ってしまいました。 直前までいろいろな件でゴタゴタしましたが、本番では最強のファンファーレ隊で望むことができ 、終わってホッとしているところです。

ファンファーレ隊の皆様本当に有難うございました。  

・河村(バスーン)

 小生、自分が何をどうしていたか既に忘れてしまってございます。都合の悪いことはすぐ忘れてしまうたちなのです。ただ、覚えているといえば、「指揮者たちの表情」でございます。 小生は楽譜が読めないので、音源を何度も聴いて覚え、イメージで吹くというやり方を実践しております。そのため、指揮は見ずに表情を見て楽器を吹くということにしぜんとなってしまいました。 しばし、指揮者と小生のやり取りをお楽しみください。

指揮者:もっと軽やかに! ごまかすな! 勝手にリズム遅くするなっ!
小生 :ヒー!!
指揮者:それそれ、いいよー♪ 気持ちいいね~
指揮者:そこ、すごく重要なのに……。君ひとりだけが吹くところだよ。なんでもっと練習しとかなか ったの?がっかりだよ……。
小生 : ……。
指揮者:もっと盛り上げて! しぼむな! フォルテがいくつ付いてると思ってんのじゃ! まけぇ――! フィニ―(略)―ッシュ!!
小生 : キャー!!

これがどの曲のときのものかは、秘密でございます。