今年も行って参りました河口湖「堀幸」にての合宿。
さて今年の合宿は…
メンバーの感想
・小池(トランペット)
二日目からの参加だったので、4日昼出発。運転は4ヶ月ぶりです。
快調に滑り出しガソリンも満タンに。発車後30分、急な下り坂があり、エンジンブレーキを活用すべく、ギアを2速にチェンジ!『ピー!!!』したと思ったらバックに入ってしまった・・・
動転する中、突如ブレーキが踏めなくなる。幸いスピードは殆ど出ていなく、むしろアクセルを踏んでも加速しなくなり、なんとか脇に付ける。休ませたら直ったようです。
あとは山道を安全運転。さすがにGW、山中湖~河口湖は混み、御馴染みのホールが見えたのは夕食が始まった時刻でした。
さて、個人的な話はさて置き、私が参加した練習時間は全てヴァレンシアの寡婦に当てられていました。日頃の練習不足を補うべく、集中して望みました。アーティキュレーションとダイナミクスと楽章間のメリハリ、パートのアンサンブルが大切です。
練習後は恒例の飲み会+ゲーム。重い期待を負ってしまった私は、巧みなフェイントでパートの先輩の厳しい質問をかわしつつシュートするも、どうやら枠には入っていなかったようです。
その後粘りに粘って床に就いたのは4:30。更に5:15から3分おきに10回鳴る我が携帯のアラームで部屋中から大ヒンシュクを買い、ナポレオン並みの睡眠量で最後の練習に望みました。
腹式呼吸、有酸素運動は眠気をかっ飛ばすのでしょう、頭も目も冴えた私は、最後のヴァレンシア通しは納得の出来でした。(あとで録音聴いたところ、かき消された箇所多数とのこと・・・)
その後名物ほうとうを賞味し、山中湖畔の温泉で心を癒し、再び山道を帰途につきました。本番まで残すところ一ヶ月。できることはたくさん残ってます!
・高梨(クラリネット)
アヴァンの合宿に参加するのはこれで3回目。今年の河口湖は天気に恵まれたものの、少し肌寒かったです。
毎度のことですが、難曲ばかりの定期演奏会。本来なら今頃が総仕上げの時期のはずなのですが、僕の場合はずっと練習に参加できなかったので、合宿からが勝負!出発までにモデルCDを聞きながら「ヴァレンシアの寡婦」の楽譜をつなぎ合わせ、全ての臨時記号と強弱記号にマーキング。3日間でみんなに追いつくつもりで参加しました。
気合を入れて第一日目に望んだものの、いやー難しい。練習不足を再認識させられました。宿題をこなすつもりが、どんどん増えていきます(笑)。パート内のアンサンブルもいまひとつ。まだまだ周りを聴く余裕がありません。二日目になって、なんとか曲の雰囲気に慣れましたが、速いパッセージは当然数日ではこなせません。おまけに突然ハードな練習をはじめたものだから、アンブシュアが壊れてハイトーンが当たらないし、ピアニシモで音が出ない!!!などなど、僕にとっては大変な合宿でしたが、3日間、朝から晩まで練習するのは楽しいものですね。楽器とご飯だけの一日っていうのは良いものです。でも「普段の仕事疲れ」+「突然の練習疲れ」で、さすがに最終日の練習はバテました。ひどい音で、みなさんすみません…。定期演奏会まであと少しです。今年も良い演奏をしたいですね。
・井上(サックス)
堀幸さんでの合宿もかれこれ5年目かな。
毎年来て思うことですが、堀幸さんの食事はバラエティに富み、ボリュームたっぷり。今年はサーモンマリネ風も出ました。そして毎年思うのが皆良く食べます。公式ミーティングの翌朝でも変わらず、おかわりします。これが3日間朝から夜までの過酷な練習を乗り切る秘訣なのかもしれません。
そして、練習・食事・睡眠と単調になりがちな合宿生活でも、いろいろなところに楽しみを見出します。「目指せソフトクリーム、河口湖散策」とか、パート対抗食事当番決定じゃんけん大会」「一番風呂争奪戦」とか。公式ミーティングのゲームにも毎年熱が入ってます。(今年はニックネーム当て!)
定期演奏会まであと1ヶ月という今年の合宿は例年より合奏が多く分奏が少なめでした。そのためか、いつもより口の疲労は少なく、最後まで持ちました。けっこう満足いく練習が出来たように思います。
そして、なんと言っても1日の練習の疲れを癒してくれたのは今年から導入されたマッサージ機。翌日の疲労感はかなり軽減。今年のヒットアイテムです。堀幸さん、感謝!