2024年6月16日の練習日誌

いよいよ演奏会まであと一か月!前回ゲネプロも終わりまして、ここからは、どごまで完成度を上げていけるか、音楽として聴く人に楽しんでいただけるものにするか、終わりのない挑戦です。

祝典のための序曲

若きマエストロよりテンポの変わり目やリタルダンドの付け方、音量のバランスなど丁寧な指示がありました。言葉遣いも優しいので、なんだかほっこり。強火のファンから拍手が上がる部分も。本番もきっと上手く行きそうな予感がします。

さて、この曲はアヴァンが1993年に演奏会で取り上げています。あの時は誰が振ったんだっけ、おじさんおばさんの記憶力は退化しておりますでも、当時まだ産まれてもいなかった彼が成長して、こうして指揮台に乗るなんてご両親はもちろん、当時のおにーさんおねーさんたちも感無量であります。

リトルマーメイド、ジャパニーズグラフティ

どちらもお馴染みニューサウンズ の譜面です。先日SNSを見ていたら「歌詞のある曲を管楽器でアレンジした譜面があまり好きではない」というコメントを見かけました。クラシックしか演奏したくないとか、オケは好きだけど吹奏楽は嫌いとか、世の中には色々な嗜好の方がおられるなあと思います。いわゆるポップスのアレンジは、譜面の良し悪しは確かにありますけれど、やっぱり心が躍りますよね!ボストンポップスも昭和歌謡のバックバンドも、聴いてて気持ちがいい!上手な演奏とは、まず正確さ、音程がぴっちり揃っていて一体感がある、各楽器の音色が美しい、ソロやオブリガードの聴こえるべき音がしっかり聴こえてくる、それでいてうるさくない、メリハリがある、そして重厚なクラシックとの違いはやはりビート感だと思います。早い曲でもゆっくりな曲でも、パーカッションと低音楽器のセンスはかなり重要!何年やってもなかなか辿り着けない感はありますが…せっかく演奏するのですから、吹奏楽ならではの魅力を存分に表現したい!

ドラゴン

指揮者より、テンポ〇〇に心を決めた、との発言ありましたこれまでやってきた練習は確かに身についていますので、テクニックだけにとらわれず、音質や表現の質も高めて、よい演奏に近づけていきましょう\(^o^)

  • 植竹