2020年11月29日の練習日誌

練習した曲

①サンブル・エ・ミューズ連隊行進曲

②東京オリンピックマーチ

フルート3本、ホルン2本、トロンボーン3本、ユーフォ・チューバ各1本という編成でスタートで、途中からサックスが加わるという超変則でしたが、久しぶりの合奏で、楽しく演奏できました。指導にあたった上野氏曰く、「リハビリのつもりで」という事で演奏に臨みましたが、実はフルートもホルンもトロンボーンも、アンサンブルの練習をそれなりに積んでいるので、リハビリが一番必要だったのは上野氏ではなかったのでは? いつもと違う、ゴリ押しのない、とても優しいユーフォの響きで、好感の持てる演奏でしたよ(^_^;)。ホルン的にはマーチでは面白味が足りないのですが、それでも合奏はワクワクするもんですね。繰り返しの多い2曲でしたが、疲れても何でも、とにかく幸せな気分でした。ああ、全員で合奏できる日が待ち遠しく、そして、しっかりと個人練せねば…という気持ちにもなりました。

サンブル行進曲をやる度に、「誰かが口笛ふいた」の歌詞を思い出すのは自分だけでしょうか? このフランスマーチに阪田寛夫が詩をつけたもので、大抵の小中学校で習っていると思うんだけど…知ってます? 学校で習ったほうが先だったので、この曲がフランスマーチと知って、ちょっと驚きました。それほどに日本語の歌詞が自然なのです。あまりにピッタリ過ぎて、逆にマーチっぽくなくて、いつも違和感を感じながら吹いています。で、その違和感って何かって考えたら、華やかなスーザやシンフォニックなイギリスマーチとは全く違う、このベタなメロディーにあって、ああそうだ、元々普通に歌われていた曲を、マーチにアレンジしたからだなんだと実に単純な結論に至る。でもここがミソで、さすがはシャンソンの国フランスで、マーチまで歌なんだね。皆んなで歌えるマーチ! それがフランス風ね。

  • 柳橋秀樹
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