2003年11月9日(日) あだちブラスバンドフェスティバル

活動レポート

曲目  エル・カミーノ・レアル(A.リード)

メンバーの感想

・佐藤(指揮)

早いもので、このバンドフェスティバルに参加して、もう10年程になります。
今年はA.リードの「エル・カミーノ・レアル」1曲に集中して演奏しました。前日までの暖かさがうそのように、当日は寒い1日で、楽器が冷えてしまうのではないかと心配でしたが、ホールの中は、各バンドの熱気にあふれていました。
バンドフェスティバルは十分な音出しもできないまま本番というデメリットもありますが、1曲集中で、すべてをかけられるという良さもあります。
本番では思う存分、指揮をさせていただきました。(中間部は遅すぎという声もありますが)
練習の成果も発揮でき、まとまった演奏ができたと満足しています。
お疲れさまでした。

・舘(クラリネット)

いくつかの候補からバンドフェスティバルの演奏曲目を決める時、難しいってわかっていたけど、私はエル・カミーノ・レアルに一票入れました。この曲を初めて聞いたのは中学生の時、先生から借りたテープの中に入っていました。衝撃的!
あれから10数年。無事に演奏することができるのかしら~?
合奏すると、フィットネスで30分位自転車をこいだくらいの汗をかき、もう若くはないのね~、でも楽しい~。
最後まで、完ぺきに自分の楽譜をこなせなかったのですが、エルカミを演奏できた達成感だけはありました。曲が決まってから当日まで、短時間ではありましたが、できる限りの練習をして、客席から大きな拍手をもらうことができました。反省する部分もありましたが、かなり自己満足してしまいました。
打ち上げで、佐藤さんがとても幸せそうな笑顔と、よかったというお言葉で、さらに自己満足。でもあの笑顔のウラに、秘密が隠されていたとは。この時、知る由もなかったのです。

・新渡(トランペット)

本番前はこの場から逃げ出したいと思うほどの緊張感で、小中高の子供達の方がすごく落ち着いていて感心してしまいました。
今回演奏した「エルカミーノレアル」は、音楽的な事は私にはわかりませんが、とても(闘牛っぽい?)はっきりした曲なので、トランペットパートの人は、すごく気合い入っていて、練習中にKさんが「Nの周りにサボテンが見える・・。」と、一言!そんな言葉を聞いて私にも見えたような(でも、闘牛ですよね?)・・砂漠の蜃気楼がNさんのまわりにあったような・・。
最初の頃は、全体練習での合間の冗談(Kさんの独り言なのかなぁ?)も、笑う余裕などなかったのですが、この頃は、つい耳に入って笑いをこらえるのに大変なときもあります。やっぱりトランペットパートは、ひょうきんなひとが多いのかなぁ?

アヴァンに入ってようやく一年が過ぎようとしていますが、この一年間の活動は目まぐるしく私の上(中ではなく)を過ぎていってしまったと言う感じで、まわりの観客の人たちの様子などを見る余裕もなく、やっと少しは吹けるかなぁと思う頃に本番が来てしまい、反省する間もなく、また次に向けての新曲練習!!
まだまだアヴァンの人たちについて行けてない私ですが、毎週の練習は、やっと楽しめると言う気持ちとあまり日々にない緊張感が入り交じって好き?かなっ?
取りあえず一年たちアヴァンの活動もやっとわかってきたので、2年目はもっと各演奏にゆとりをもって望めるように楽器の向上に励みたいなぁと思っています。
まだまだこれからもいろいろな曲を演奏するとおもいますが、その時々で聞いてくれる人も私自身もどんなシーンが思い描けるか、とても楽しみです。これからも、思い描くシーンが歪んだ映像にならないよう練習しなくてはと、思う今日この頃です。
でも、やっぱりあの本番での例え用のない緊張は、慣れることは当分ないかしら・・?