定期演奏会、今年も無事に終了しました。ステージの上は華やかに見えますが、いろいろな人間模様が繰り広げられているようです。
メンバーの感想
・高(サックス)
いつも母は、ステージに立った娘(私)に、演奏の善し悪しはさておき第一声、“痩せなさいよぉ”と言うので、今年は本番に向け4月から減量しました。案外順調に事は運び、いつからか着られなくなっていた、ステージ衣装のブラウス(9号)が着られるようになっていました。
今年の演奏会は節電を余儀なくされて、ステージがいつもよりも暑くなることは予想していたものの、いつかもう一度袖を通すのだ!と思っていたその長袖のブラウスはひさびさに日の目を見ることに。しかし、本当に暑かったです。汗をかきながら、なぜこの長袖にこだわってしまったのか?私はステージ上で自問自答しました。
アンコール中ふと隣を見ると、バリトンサックスの田中氏がぐったりして目をつむっていました。このまま吹き始めなかったらどうよう…、一瞬考えましたが、程なくして姿勢を正してくれたので一安心。誰一人かけることなく演奏会を終了できてうれしいです。ビールおいしかったです。
・齋藤(ユーフォニウム)
アヴァンに入団して初めての定期演奏会でした。
去年の演奏会を聴いて入団を決め、実際に自分がステージに乗るまで、本当にあっという間でした。
楽器を吹くのはかなりのブランクがあったし、震災の影響で練習日数が少なくなったり、私自身不安なことだらけで演奏会をむかえることになりました。
でも本番では思ったより緊張することはなく、落ち着いて演奏することができました。
1部が始まったと思ったらあっという間に終わり、2部のカラフルな衣装に着替えてちょっとテンションが上がり(笑)、3部では汗だくになりながらもやっぱりあっという間に終わりました。
本当にあっという間に終わってしまいましたが、思い返せば1曲1曲ついて行くのに必死でした。余裕を持って演奏できなかったなぁ…とか、練習では吹けてたところを間違えた…等々、反省することだらけですが、それは今後の課題として置いといて、楽しかったからまぁいっか!と開き直ったりしています。
これからも、好きなことを楽しめる環境に感謝して、次の演奏会にはもっといい演奏ができるように頑張りたいと思います。